5月

一年中白馬で暮らしていて、一番いい時期だと思うのが5月です。
スキーがしたくてここに住むことを選んだので、もちろん冬の間は特別ですが、深い雪に覆われて寒くて白い世界に半年間暮らすので余計にそう思うのかもしれません。
最近は山麓は新緑がとても綺麗です。秋に紅葉を見に山に行く人は多いのですが、僕は個人的に紅葉よりも、これからの新緑シーズンの方が好きですね。生き生きと生命力を感じる季節。花が咲き、北アルプスを見上げればまだしっかりと残雪が白く輝き、とスキーやスノーボードをしない友達を白馬に招くなら、間違いなくこの時期をお勧めします。高いところまで頑張って歩けば白馬もまだまだ滑れるし。まあ今年はそれも無理なので家族団欒を楽しんでいますが、普段から5月はあまり仕事もなく、ゆっくりと過ごすことが多いので怒涛のシーズンを乗り越えた安堵感や、やりきった感も手伝って毎年のんびりするシーズンなので余計に好きなのかもしれません。
外遊びが好きなら虫に刺される心配がないのもいいですね。もう少ししたら蚊が出てくるので蚊対策が結構めんどくさくて外で遊んでたり、キャンプしまくっていると毎年虫刺され跡だらけになるのですが、今の時期はそのストレスがないのがより気持ち良さを演出してくれます。


家のデッキにはテーブルと椅子とBBQコンロが常設されていて外で食事する日がとても多いです。天気のいい日に昼間明るい時間からビールを開けてしまう日が続きます。そして山菜シーズンは毎日何かしらの山菜が食卓に並びます。冬だけでなく、雪が溶けても自然の恵みを。

 

 

この時期、家の前の田んぼに水が張られて田植えが終わるまでの期間限定レイクビューを楽しめます。
最近は時間があるので良く畑をいじっています。ここ数年、庭の隣の畑を借りられるようになり、妻が熱心に畑いじりをするので、最初は全然興味なかった自分も最近は面白さも感じ始めています。もちろん無農薬で育てていて、安心して食べられる野菜が台所から20秒の場所にあるのはとても便利。

田舎で暮らすとご近所さんからものすごい量の野菜を頂くことができるので、自分で畑やらなくても夏の間は野菜に困ることはないのですが、畑を始めると近所の高齢者と会話のネタがつきません。『これ植えろ〜』とか『耕運機貸してやるからそろそろ耕せ』とか。田舎ならではのコミュニケーションですね。

昼間から庭でビールを飲んでて思いついたのですが、来年はLOCUS GUIDE SERVICEでこの時期に『昼間滑ってキャンプしながら山菜を食べて飲むツアー』をやろうと思います。冬の白馬は多くの人が遊びに来てくれますが、それ以外の最高な白馬も是非ご紹介したいし、本当に気持ちいい時期なので是非来てもらいたいと思います。

次回の記事からそろそろギア情報も掲載していきたいと思います。来季もおすすめのギアがかなりあるし特に今年は中止になる試乗会が多くて来季のスキーを試乗できていない人が多いと思うのでお楽しみに。

古瀬和哉