気候非常事態宣言

地球温暖化対策を話し合う国連の会議COP25が開幕しましたね。

そんな中、ここ白馬村では『気候非常事態宣言』が長野県内の自治体としては初めて出されました。今後温室効果ガスの排出抑制などに取り組むそうです。

今年の9月に世界的な気候デモが行われ、日本国内でも気候マーチと題して各地で行進が行われましたね。その時に白馬村でもスキーやスノーボードが大好きな3人の白馬高校の生徒が中心になり気候マーチが行われ、白馬駅から役場まで行進し白馬村長に要望書を提出しました。ちょうど村議会が終わった直後だったため多くの村会議員もその場に立ち会いました。今までこのような活動に参加したことはなかったし、そんなことしても何も変えられないんじゃないかとかも考えましたが、気候危機の現状を知るにつれそんなこと言ってる場合じゃないと参加しました。白馬の高校生が立ち上がったのをなんとか応援したい気持ちもありました。今回白馬村が気候非常事態宣言を出したのは、大きな一歩だし大きな成果でもあると思います。

みなさんご存知のとうり最近の白馬村は世界中から、スキーヤーやスノーボーダーが訪れ賑わいを見せています。僕も17年前にここに引っ越して来た最大の理由はもちろんここの自然環境にあり、バックカントリーでパウダーランを楽しむなら世界有数の場所だと思ったからです。今でもそう思っています。でもここが世界的なリゾートかと聞かれるとなんかピンとこなかった。今回の白馬村の宣言はワールドクラスの山岳観光地に住むにふさわしいワールドクラスな村民への第一歩のような気がしています。

今回のニュースで『白馬の人たち意識高いねー』とはなって欲しくない。意識が高いんじゃなくて現状を理解しているのか、理解できてないのか、ぐらいに捉えてもらいたい。気候危機と呼ばれる自然環境の変化は自然の恵みが最大の観光産業になっている白馬村だけの問題じゃなくて、この地球に住む全ての生き物に影響する問題だし、もう待った無しの本気でやばい状況ですよって世界中の研究者が言っているのを知って欲しい。豪雨、水害、猛暑など今年だけでも脅威を感じることがたくさんあった。自然の中で遊んでいる僕ら滑り手は一番変化に敏感に気づき、最初に影響を受ける。プロ活動もガイディングも一番伝えたいメッセージはそこで、そう感じてもらえる人を少しでも増やしたいからこの遊びをみんなにしてもらいたい。そう思って活動しています。圧倒的な大自然を目の当たりにすると人の技術や科学の力では如何にもならない瞬間みたいなのを感じる時があるのですが、そういうの感じたら、パウダーたくさん滑りたかったらゴミ拾ったり、なんか地球のためにしないとダメだなって思うのは自然な感覚なんです。少しでも自然を理解しようと思うのも健全な発想なのです。

白馬雪降ってきました。麓はまだそんなに積もってませんが山は昨日から降り続いている様子で

明日にはスキー場もオープンらしいですよ。