スキーがお店にデリバリーされているせいか、最近REVOLT121のビンディング取り付け位置についての質問が結構あり、コメントで回答していたらめちゃくちゃ長いコメントの返信になってしまったので、記事としてここに投稿することにしました。

VOLKL フォルクル 19-20 スキー 2020 REVOLT 121 レボルト 121 (板のみ) スキー板 パウダー ロッカー: 「SS20SKI」

『どこに取り付けるのがベストですよ』とはなかなか簡単に言えなくて、スキースタイルや、滑っている時のポジション、ブーツの前傾角、今履いているスキーのタイプ、などに、大きく影響されるので一概には言えません。普段からフリースタイルモデルを使いセンター付近に取り付けている人は推奨位置への取り付けをお勧めします。僕は推奨位置から2.5cm後ろへ取り付けましたが、それでもまだノーズ短いなと感じる時があります。僕はできるだけスネを前に倒して乗りたいので、より、そう感じるのかもしれません。最近の世界的なトレンドはブーツの前傾角が浅く、ポジション的にもスネをあまり前に倒さずに立ち気味で乗るスキーヤーが多いので、スキーセンターも、ブーツの前傾角もそのようにシフトしてきているなと他社の製品を見ていても感じます。僕以外のチームライダーも僕が知る限り皆、推奨位置に取り付けていました。昨シーズン、マーカスやファビオが白馬に来た時も取り付けに立ち会いましたが、二人とも推奨位置でした。マーカスはさらに前に取り付けようか迷ってましたが、結局推奨位置に取り付けました。どんなモデルでもスキーを開発する時に推奨位置でテストしながら作るので、そのモデルのポテンシャルをいちばん引き出せるのはやはり推奨位置だと思います。僕もこのモデル以外は必ず推奨位置に取り付けています。後ろに下げたのは今履いている他のモデルと比べて履いた時の感覚に違いがありすぎたためです。
あと一つ思うのは、後ろにつけたからといってスキーの浮力が上がる訳では無いってことです。正確に言うとスキーのノーズは浮きますがスピードは出ません。一昔前の作りだとセットバックしてノーズが浮きやすくなんて考えていた人も多かったですが、ロッカーデザインになってからはそんなことしなくてもノーズは勝手に浮きます。逆にテールが下がり、それが新雪の中で抵抗になりスピードが出ません。スピードがないと結果的に浮きません。スキーのセンター付近で乗ってあげたほうが、スキーが雪面と平行になりスキー全体が均等に浮き進行方向に対して抵抗が少なくなります。スピードに乗りやすいので逆に浮力を得られたりします。REVOLT121は正にそんなタイプのスキーです。そして、タイトなツリーランや沢の中、複雑な地形の急斜面などでの操作性が得られます。
要は人それぞれってところです。僕もREVOLTはかなり迷ってつけました。
もしスキーがお手元にあるのなら、床にスキーを置いて、すぐ横にブーツをスキーセンターとブーツセンターを揃えて置き、素足でスキーの上に立ってみたりしながら考えます。ノーズまでの距離感や、振り返ってテールまでの距離感が確認できるので、スキーを立てて眺めるよりイメージしやすいと思います。今お使いのスキーもセンター位置を揃えて隣に並べたりすると参考になるかもしれません。ホットワックスしたままの板を家のフローリングの床に置くとすっごく床が滑るようになるので気をつけてくださいね。うちでは犬も含めて家族全員そこでコケました。現在の白馬です。朝起きた時は雪が舞い、庭もうっすらと白くなりましたが、現在は融けてます。八方尾根のリーゼンコースと名木山ゲレンデでは人工降雪が行われたようですね。

朝はこんな感じ。先日設置した降雪板にもうっすらと積もりました。

積雪深を測る棒も隣に設置しました。

もうすぐですね。

古瀬和哉