ブログ MANTRA V.WERKS

ギア紹介です。センタ-100mm前後で、ゲレンデや春のロングルートに最適な軽量モデルをお探しの方に超オススメなフォルクル マントラVワークスです。

VOLKL  MANTRA  V.WERKS

SIDECUT    135-99-117

LENGTH (RADIUS)  170(18.0)  178(20.8)  186(23.0) 

来季は、前回ご紹介したM5 MANTRAと今回のMANTRA V.WERKSと2本のマントラがリリースされます。

3Dリッジカーボンと言われるスキーのセンター部分に厚みがあり、両サイドにかけて極端に薄くなった形状で、素材を極限まで減らし、その代わりに軽く強いカーボンを多用した作りになっています。3Dリッジ構造はフォルクルが数シーズン前から100EIGHT、90EIGHT、BMTシリーズなどに採用する軽量スキーに欠かせない構造で素材を少なくできるのと同時に、エッジへのパワー伝達が良くなるというメリットもあります。実は芯材のウッドからこの形状に削りだしていて、非常に手の込んだ作りになっています。世界最先端と言われるドイツバイエルン州にあるフォルクルのメイン工場でのみ生産できるモデルでメイドインジャーマニーのプライドを感じる精密で気品さえ感じる仕上がりになっています。M5 MANTRA と同じように、薄めのキャンバーとごく浅いトップ、テールロッカー。

そしてこのV.WERKSという称号は生産のコストや利益よりも最高の素材のみを使い作られたモデルにのみ与えられる称号で、このマントラも滑走面にレーシングモデルと同じ素材のPテックス4500を採用するなどとても贅沢なワークス仕様です。

ここまではカタログからも読み取れる情報ですが、ここからはカタログではなかなか伝わらない滑走フィーリングの話。今までもカーボンを多用したモデルは存在しましたが、カーボン特有の反発の速さだったり、カッキーンとした滑走感に賛否が別れました。僕もしっとりとしたターンフィーリングが好きなので軽量なBMTシリーズよりも100EIGHTをよく履いていました。この辺の感覚はスキーの性能というよりも、子供の頃から食べ慣れたおふくろの味か、今まで食べたことのない食材を使った高級レストランの料理かといった感じでしょうか?好みの話ですね。

僕が初めてマントラVワークスを試乗したのは先シーズンの1月に軽井沢で行われた試乗会で人工雪によってかなり締まったハードバーンのゲレンデでした。滑る前は今までの3Dリッジカーボンと同じような乗り味を予想していましたが、全く違い僕の好きなしっとりとしたターンフィーリングが得られて高速域でも良く粘り安定感のあるスキーでびっくりしました。どんな作り方したらこんなスキーできるの?ってぐらい。おふくろが高級レストランのシェフになった感じです。おそらくすごく薄いチタニウムをどこかしらのレイヤーに使用しているせいだと思いますがまあいいスキーに仕上がりました。先シーズン試乗していただいたゲストからも大好評を頂いています。試乗会に持っていったのは、主に178cmでしたが、普段は160cm台のスキーをお使いの女性からもすごく扱いやすいとのコメントが多かったのが印象的でした。

ハイシーズンのパウダー時期にはもっと太い板を使い、春のロングルート用の板をお探しの方には

最適なモデルではないでしょうか。春用と兼用でハイシーズンのゲレンデ用にしても十分な滑走性能を約束できるそんなモデルです。v.werksマントラは軽さと滑走性能を天秤にかける時代が終わったことを証明できる一台です。