先週末の5月26日のガイディングを最後にシーズン終了しました。

毎年、滑り納めは今日がシーズン最後と決めずに山に行き

もしかしたら、これが最後になるかもしれないけど

もしかしたら、もう一回ぐらい滑るかもなぁーと思いながら

行って、結果的にあの日が最後だったっていう滑り納めをしています。

なぜかというと、寂しいからです。

それが今年は、スケジュール的に多分滑りに行けないので、

滑り納めてきました。

スキー場でしか滑ってなかったら営業最終日が決まるので

強制終了になりますが、山だといつまででも滑れちゃうので

引き際は迷いますね。

 

今期、シーズン初めの降雪が順調で早い時期から、長いシーズンを

楽しめたのが印象的でした。3月の気温の上昇が早くて1ヶ月前倒しの

パウダーシーズンだった印象ですね。その代わり4月5月は例年に比べ

良く新雪が降り、そのおかげでこの春は面が綺麗な若いザラメに

たくさん巡り会えました。

ザラメシーズンに寒気が入って雪が降ると、その直後は

板が走らない事が多いので

「もう雪いらない」とか、「降らなくていい」とか歓迎してもらえない

春の降雪ですが、新しい降雪がないと面の綺麗なザラメが成長しない

ので、いいザラメを滑ろうと思ったら春の降雪はとても重要です。

数年前、全国的にどこの山域に行っても、降雨によって形成された

縦溝が酷かったシーズンが記憶にある人も多いと思いますが、

あの年の春は全く雪が降りませんでした。今年も縦溝は出来てるけど

降雪でリセットされているんです。

降った直後はダメですが、数日経って雨も当たっていない

状況ならタイミング次第で白くて面がクリーンなスーパーザラメに

出会える確率は上がります。

そんなことを想像しながら春は天気予報を見ています。

 

もう一つ大事なことは

春のコンデションの話をするときに

今年は雪が多いとか、少ないとか、

どうしても雪の多さで判断してしまいがちなのですが、

いいザラメに巡り合えるかにはあんまり関係のないことなので

残雪の量にあまり気を取られすぎないほうがいいのかもしれません。

ルートによっては残雪量によって行けたり、行けなかったり、

藪漕ぎしないと行けなかったり、

いつもは滑って通過できる場所が、歩かないと行けなくて時間が

かかったりするので、

ルート選択するのには、もちろん大きく影響する要素ですが、

そんな時は、そんなルートに行かなければいいだけの話で、

残雪が少なくても、タイミング次第でいいザラメには巡り合えるし

残雪の多い春でもタイミング次第でダメな時はダメです。

この春は僕が行ったどの山域も残雪量はいつもより少なく感じましたが

いいザラメにたくさん出会えた素晴らしいシーズンでした。

 

冒頭で滑り納めたと書いときながら

なんかもう一回ぐらい滑りに行きそうな気がしてきましたね。

行ったらごめんなさい。

 

今シーズンも多くの方とガイディングやレッスン、セッション、

試乗会などで、ご一緒させて頂きました。

僕自身も雪上でお会いした多くの方から影響を受けています。

 

ありがとうございました。

 

古瀬和哉